SEED DESTINY【28】 残る命散る命
んー。マリューさんの後ろがミリアリアだと、なんか、しっくりくるね~。
やっぱり、アークエンジェルはこうじゃないとね~。 って、そうじゃないだろっ。あたしっっっ。 それどころじゃないだろっっっ。 あぁっ。トダカのおじさまが。トダカのおじさまがぁっっっ。 数少ない大人の男だったのにぃっっっ。 苦労して、苦労して、最後はこれかい? おいたわしい。 しかも、シンの手にかかるなんて、あんまりでしょう。 もちろん、シンは、相手があの時自分を助けてくれた軍人さんだとは思ってもいなかっただろうし、知らずにタケミカヅチを落としたシンも哀れだと言えば哀れだ。 シンは、アウルもまたステラと同じ境遇であることを知って、アウルと戦うことにためらいを見せたりもしているわけだし、本来は心根のやさしい子なんだろうにね(悪い言い方をすれば、軍人としては『甘い』のかもしれないけど)。 たとえば、あの時、シンは、相手が誰だか知っていたら、とどめを刺すことができたのかな。 しかし、これが戦争ってもんなんだろう。 考えても仕方のないことだけど、相手は自分と同じ人間なんだなどと考えていたら、きっと、戦争なんてできないんだろうと思う。『敵』っていうのは、そういう名前をした自分とは違う生き物で、だから、敵に対しては何してもいいんだと、そう思い込んででもいなければ、自分を保てなくなりそうな気がする。 ほんとにね。この世から戦争がなくなればいいのにね。でも、今、自分を取り巻いている現実は、なんだか、少しずつ、蟻地獄のようなスロープをずるずる滑り落ちていってるようで、少し、怖い。 上の命令だったら、それがまちがっているとわかっていても従わなければならないのが軍人の務めだと言って死んでいった人たちは、なんだか、どっかの『帝国』の人を思い出させる。 まちがっていることを「まちがっている」と言えない世界は、やっぱり、まちがっている。 再び、この日本がどっかの『帝国』みたいにならないでいてほしいと、願うしかない。 なんにしても、もう、トダカのおじさまにお会いできないなんて淋しいよぅ。楽しみが一つ減ってしまいました。 トダカのおじさまこそアークエンジェルに行ってほしかったのに~っっっ。 んー。でも、バルドフェルドさんだって、絶っっっっっ対死んだと思ってたのに、しぶとく生きてたもんなぁ。 トダカのおじさまも復活するかも! いや、トダカのおじさまはバルドフェルドさんより慎み深そうだしなぁ。 やっぱ、望み薄かぁ。残念。 さて、トダカのおじさまが悲壮な最期を遂げた、そのころ。 アスランとキラも、なぜだか、性懲りもなく戦闘中。 あたしには、アスランの考えてることが、相変わらず理解できません。 キラのことなんかほっといて、ミネルヴァを守ることがアスランの務めなんじゃないのか? フリーダムなんか追っかけ回すのはやめて、ヤツがオーブ軍からの防衛に専念していれば、ルナマリアだってあんな大怪我せずにすんだかもしれないよ? ま、なんにしても、キラさまが、バシッ、と言ってやってくださったので、ちょびっと、すっきりしましたよ。 アスランのあまりの頭の固さには、キラさまだってキレたくなろうというもの。 「カガリは今泣いているんだ。なぜ、きみが、それがわからない?」 なんて、言われて、やっと気づいたみたいに、はっ、としてるアスランって、ほんと、どうしようもねー。 おまけに、キラさまに、あっさり、切り刻まれてるし。 いくら迷いがあるからって、ああ、カッコ悪……。 これで目を覚ましてくれるとありがたいです。 威張り散らすだけが能の男には魅力は感じないもん。 それにしても、キラさま、お強い。キラさまが本気出せばこんなもんですか。スティングも相手ではなくてよ。 シンはねぇ、カガリへの怒りに誘発されて再び種割れて、モビルスーツやら戦艦やらを、バッサバッサ、なぎ倒してはいるものの、その強さはキラさまのそれとはかなり質が違うよう。 やはり、怒りのスーパーモード(笑)では、真の強さへと至ることはできないのね。 というわけで、散った命は、トダカのおじさま及びオーブ軍の皆さまだったのでした。 アウルは微妙? 水中で爆発したので、ああ、この子も散ったか~、って思ってたけど、アビスの遭難ポイントがどうこう言ってたので、もしかしたら、救出の可能性もありなのかなー??? アビスの撃墜を知ってネオがけっこう取り乱していたのが、ちょっと印象的でした。彼がエクステンデッドの三人をかわいがっているように見えたのは、ただのお芝居ではなく、意外と本気だってことなのかしらね。彼が『あの人』なら当然そうなんだろうけど。 ルナマリアは、なんとか、残ったか? ザクは大破したようだけど、息はあるようだったので、今後は乗り換えなのかなぁ。インパルスに載るなんて噂もあるらしいです。セイバーも切り刻まれちゃったことだし、そろそろ新しい機体もいろいろ出てくるしで、このあたりは、何かと不透明ですね。 そういえば、「ルナマリア機、大破」と言うわりには、メイリン、けっこう冷静だったので、やっぱり、軍人だなぁ、と思ったのですが、アスランが撃墜された時は、ルナマリアが撃墜された時よりも取り乱していたので、やっぱり、姉に対しては思うところがあったのか??? それとも、ただ単に男のほうが大事なだけ?(恋する乙女はそんなもんさ) さて、次回、『FATES』。 なんだか、どっかのPCゲーみたいなタイトルだが、ナカミは、どうやら、アニメーターさんのお休みの回のようだ。 しかし、語り手はギルさまのようにも見えるので、ナゾの片鱗くらいは語ってくれることを期待しよう。
by marine-umino
| 2005-04-30 23:29
| 腐女子な話題
|
|
|||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
ファン申請 |
||