海之まりん的日常

エウレカセブン 【26】モーニング・グローリー&【27】ヘルタースケルター

【26】モーニング・グローリー

いや、もう、泣いちゃった……。
レントンがエウレカの手をつかんだ瞬間、涙が、じわっ、と……。
そして、そのレントンの手を、自らの力のすべてを振り絞って握り返したエウレカの思いに、また、涙……。

相変わらず、レントンは家出小僧のまま。
エウレカの小さな胸はレントンでいっぱい。
何をしていても、レントンのことばかりを考えてしまいます。
ギジェットじゃないけど、それって、やっぱり、恋ね。
エウレカのお子ちゃまたちも、レントンのことが気になっている様子。口ではなんだかんだいっても、彼らなりにレントンになついていたらしい。
それにしても、ホランド、信用ねーなぁ。
「ホランドが約束破ったことある?」
というエウレカの言葉に、お子ちゃまたちが返した言葉の容赦のなさといったら……。
そして、お子ちゃまたちの予言(?)どおり、チャールズたちの作戦を知ったホランドは、レントンの捜索を断念して月光号にもどってきてしまうのでありました。
月光号の危機を知りながら、どうしてレントンを連れ戻してきてくれなかったのかとホランドをなじるエウレカ。
ホランド、ほとんど年頃の娘に手を焼く過保護なパパですね。
結局、ホランドの態度に業を煮やしたエウレカは、ひとり、ボードでレントンを捜すため月光号を飛び出してしまうのであります。
恋する乙女に理屈なんぞ通用しません。恋心は暴走するもんなんです。
でも、こうでなくっちゃね。えらいぞ。エウレカ。待ってるだけの女じゃつまんない。
でも、エウレカ、スカートじゃないんだね。そりゃ、そうか(笑)。

しかし、運命のいたずらでありましょうか?
エウレカが月光号を出て行ったのと入れ違いに、レントンは月光号に帰ってくるのです。
レントンに対してあくまでも冷たい態度を装うホランド。
レントンは臆することもなく言うのでした。
「エウレカに会いに来ただけなんだ」
うわー。ホランド、負けです。完敗です。
しょうがない。娘はいつか別の男のものになっちゃうもんなんだよ。あきらめなさいまし。
そうこうしているうちにエウレカはチャールズとレイに発見され、月光号の面々もエウレカがひとり月光号を飛び出していたことに気づいたのでした。

エウレカ、どうやら、レーダー(?)で認識可能なようですが、もしかして、エウレカの体内には認識用のタグかなんか埋め込まれているんでしょうかね?(あの子、元々軍の秘密兵器っぽいし)。それとも、あの通信機のせい?
そして、チャールズのLFOのギア・チェンジが意外とアナログで笑う。最近、乗用車でもマニュアル車、少なくなったよ。車種によってはオートマしかない……(ちなみに、まりんは五速マニュアル車を愛用)。

チャールズに追われ、通信機もボード(ギジェットのなのに!)も失ったエウレカ。
地上へと落下していく彼女は、何もできなかった自分を嘆き涙するのですが……。
そんなエウレカの前に現れたのはニルバーシュに乗ったレントンでした。
レントン、まるで白馬の王子です。そういえば、ニルバーシュも白い。
やっと、再会して、互いの思いを確かめ合ったレントンとエウレカに、思わず涙が出ちゃいました。
ああ、もう、よかったねぇ、って素直にふたりを祝福しちゃいましたよ。
できあがっちゃったばかりの恋人同士は、すっかりふたりの世界でラブラブでした……。
ほんとうなら、自分たちの前にはとんでもない困難が広がっているって、ちょっと想像すればわかりそうなものに、そんなことちっとも気にしないで明るい未来だけを信じている彼らの若さが、せつなくもあり、まぶしくもあります。
ちょうど26話。ストーリーの折り返し地点のためか通常とは違うエンディングの演出と共に心に染みました。
スタッフ入魂の一話だと思います。
今は、最後には彼らがしあわせでいてくれることを祈るのみですが……。

さて、エウレカとレントンを執拗に追うチャールズ。
そして、自分のすべきことがやっとわかったと独りごちるホランド(ようやくパパの立場を自覚したのか?←笑)。
どうやら、事態の中心にはレントンの父と姉が居座っているようです。
もしかして、レントンはアドロックの本当の息子ではないんでしょうか?
そろそろアゲハ構想とやらの概要が明らかになってきますかねぇ……。

最後のダブル「つづく!」がかわいい♪



【27】ヘルタースケルター

さて、ここから折り返し。
あ、OP変わった……。
前回、前々回とよく晴れ渡った青空のイメージだったのに、今度は暗いなぁ。
夜明け前のイメージですかね。
気持ちはわかるんだけど、やっぱ、明るいほうが目にやさしくて、年寄りとしてはありがたいかな(笑)。
アネモネさんの泣きそうな顔がちょっと印象的。

家出のバツでエウレカやお子ちゃまたち営倉入りを命じられたレントン。
しかし、ホランドの狙いはどうやら別のところにありそう。
チャールズとの白兵戦を予感して、レントンたちを安全な場所に避難させたというのが正しいようです。
それとも、隠したのか?
それにしても、レントン、エウレカにさわり過ぎだぞ。
気持ち通じ合った途端これですか?(笑)

ホランドの予想どおり、たったふたりで月光号に乗り込んでくるチャールズとレイ。
彼らはどうやら死を覚悟している模様。
チャールズさんは、どうやら、元SOF第二機動部隊の隊長で、ホランドとはライバル同士という関係だったようですね。
でも、ただ、その時の対抗心だけが、チャールズを駆り立てているとは思えません。
チャールズの心の中にあったのは、たぶん、アゲハ構想に対するなんらかの思い。
しかし、そのアゲハ構想がまだ明らかになっていない今、それがなんだったのかは想像するしかありません。
わずかに推測できるのは、レントンを思う、このレイの言葉から。

「あの子は何も知らない。まだ間に合う。あんな化け物に……」

どうやら、『あんな化け物』とはエウレカのことのようです。
たぶん、エウレカは普通の女の子ではなく、軍で作られた兵器、もしくは、なんらかの作戦のためのパーツ。その身体の内には、彼女でさえ知らない秘密が隠されているはず。
レイは最悪ふたりとも殺すと言いますが、ふたりとも……? ふたりって、誰? ホランドと、エウレカかな。
なんとなく、ホランドは、アゲハ構想に嫌気がさして(あるいは成り行きかもしれないけど)、エウレカを連れ出し、共に軍から逃げ回っているっぽいので、軍にとってはホランドとエウレカは裏切り者であり、抹殺の対象とはなるでしょう。
でも、レイの言葉は軍の事情というよりも私怨に近い気がしました。
「あたしのような女をこれ以上増やす前に」
って、どういうことでしょうね。
想像ですが、レイは子供のできない身体なんじゃないでしょうかね? あるいは、子供のできない身体にされた。
お子ちゃまたちに「ママ」と呼ばれていたエウレカに過剰反応したのはそのせいなのかな、なんて思いました。

たったふたりで乗り込んできたレイとチャールズに翻弄される月光号の面々。
エウレカの元へと向かうレイ。
ホランドを挑発し続けるチャールズ。

あ。チャールズ、やられちゃった。
けっこう好きだったのに……。
いや、ホランドがやられちゃうってことはありえないけど、でも、チャールズには、もっと、長生きしてもらって、しつこくホランドたちを追い回してほしかったなぁ。
死んだチャールズの肉体を爆破させ、その隙をついて逃げ出したレイの真意。
それがなんだったのかはあたしにも計り知れませんが、彼女が、何もかもをあきらめたわけではないのは確実でしょう。
あるいは、更に執拗にエウレカを追い回す存在になるのかもしれません。
これは、レントンにとってはつらいですね。

とりあえず、今回明らかになったことを、ちょびっと整頓。

『タルホは、左遷された上官の女だったOLスパイ』
てことは、もしかして、軍の上層部の真意をタルホから聞かされたことが、ホランド脱走のきっかけか?

『王の資格を受け継ぐもの。王が残した菌糸(だよね?因子?)を受け継ぐもの』
このチャールズの言葉が意味するものはなんなのか?
「そういう時、かよわい大衆が求めるのは虚像でも信念を持った指導者であり、英雄」というヒルダの言葉から連想すると、アゲハ構想とは、その英雄を生み出す計画なのか?
そして、その『王』とやらに選ばれたのがレントンなのか?
あるいは、ホランドがエウレカを連れ出したのは、自分がその王になりたいという野心のせいなのかもしれませんが、しかし、それよりも、ホランドの心の中にあったのは、かわいそうな生贄の少女を守る王子の気分のほうが強かったんじゃないかという気もします。

なんにしても、白兵戦、心理描写ともども、見ごたえのある回でした。
うーん。盛り上がってきた!?
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by marine-umino | 2005-10-23 15:33 | 腐女子な話題
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