海之まりん的日常

蒼い瞳とニュアージュ

蒼い瞳とニュアージュ
松岡 圭祐 / 小学館
ISBN : 4094037918




こっちはハードカバー。表紙、同じなのね。

蒼い瞳とニュアージュ
松岡 圭祐 / 小学館
ISBN : 4093861242




内閣情報調査室宛てに(たぶん)、ビデオテープが届いた。ビデオテープに映っていたのは、既に自殺した男。長年勤めた企業をリストラされ、世に絶望し、ついには、社会全体を恨むに至った男は、強力な新型爆弾を作ったことを示唆する。
果たして、その言葉に信憑性はあるのか? 新型爆弾は本当に作られたのか? あるとしたら、いったい、どこに仕掛けられているのか?
混乱を極める内閣情報調査室で、20代後半の出向職員で堅物の宇崎俊一は、ひょんなことから知り合った臨床心理士・一ノ瀬恵梨香を思い出す。
恵梨香は、小柄で、金髪。派手なアクセサリとブランドに身を包み、見た目は、ほとんど渋谷あたりでたむろしている小娘だが、実は、25歳になる優秀な臨床心理士だった。
楽観的な政府の雰囲気とは裏腹に、恵梨香は、ビデオテープを見て新型爆弾は存在すると判断する。
そうして、宇崎と恵梨香の爆弾探しを始めるが……。

つるっと読める、ファースト・フードのような一冊。
あ、もちろん、ファースト・フードがいけないというわけではないです。
毎日フランス料理食べたいわけじゃないよね。無性にマクドナルドのハンバーガーが食べたくなる時もある。
味わいはそれぞれです。

主人公の宇崎くんは堅物なボンボン。だけど、お話が進むに従って、実は、ネコかぶってたんだろう、って言いたくなるような熱血野郎に……(笑)。
いや、熱血野郎好きですけど。特に国家公務員さんには、能ある鷹なら爪を隠してほしくないというのが、スポンサー(?)である一国民としての希望だし。
絵梨香は、ちょっと突飛な設定で好きになれるかどうかは微妙なキャラだけど、少なくとも、きらいなキャラではありませんでした。突っ張り具合がかわいい女だとは思います。

これ、できれば、映画か、二時間ドラマで見たいですね。
後半のカー・アクションなんか盛り上がりそう。
絵梨香は、実は矢口がモデルだろうなどとうわさされているようですが、やるとなったら、やっぱり、安達祐美あたりかな。
臨床心理士という職業も、生い立ちも、絵梨香自身も、いろんな意味で、複雑な役っぽいし。

ラストシーンでは、あえて、宇崎が恵梨香に声をかけなかったのは、なんか、ちょっと、物足りないカンジもしました。
ふたりの間には、ほのか~に恋の香りがしてたのにぃ。
もしかしたら、シリーズ化するつもりなのかなぁ。
これって、そのための引きなのかなぁ。
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by marine-umino | 2004-10-26 22:08 | 最近読んだ本
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