海之まりん的日常

2004年 12月 16日 ( 1 )

『ゴジラ ファイナル ウォーズ』を見た

最後のゴジラ、見てきました~。
某所から、こんなことしてる暇があるのかとお叱りを受けてしまいそうだけど、少しは脳に外から刺激を与えないと脳細胞が痙攣しそうなんだもん。
たまには息抜きくらいしないとねっ(言い訳、言い訳)。

えーっと、舞台は今よりちょっとだけ未来の世界。世界各地に出現するようになった怪獣に対抗すべく創設されたのが地球防衛軍だ。
地球防衛軍のミュータント部隊であるM機関隊員・尾崎は、美貌の分子生物学者・美雪の警護を命じられる。美雪は北海道沖で発見された怪獣のミイラの調査を始めるが、その時、インファント島の小美人から、その怪獣・ガイガンに気をつけるよう警告されるのだった。
そのころ、国連事務総長の乗ったビジネス・ジェットが何者かに襲撃される。死んだと思われていた醍醐は、謎の飛行物体から姿を現し、謎の飛行物体に乗っているのはX星人であり、X星人は地球人と友好を結びたがっていると言うのだが……。

のっけからカッコいいです。
中尾彬扮する艦長が、轟天号でゴジラを南極で倒すシーンから始まるのですが、ミサイルの着弾シーンにシビれます。
そのあとのオープニングもいい。
歴代ゴジラの名シーンを短くつないで、その上にキャストの名前がかぶっていくというスタイル。
これは期待できるんでないかい?、っていうワクワク感を否応なく高めてくれました。
飛行艦も(轟天号はともかく)、今までのゴジラ映画とはイメージ違うデザイン。大気圏内を飛ぶ船というよりは、宇宙船のようです。おなじみのメーザーは、大変コンパクトになり、各艦に搭載されたのはもちろん、歩兵が使用するハンディなヤツも出てました。
おお。さすがは、近未来。あれこれ進歩しているようです。
アクションもなかなか派手で楽しめました。
ケイン・コスギ演じる尾崎の同僚・風間と尾崎がバイクで戦うシーンもカッコよかったんですけど、まりんは、X星人が登場する前に、尾崎と風間が生身で(!)エビラを倒すシーンがよかったかなぁと……。まあ、生身といっても、某師匠とその弟子のように素手ではなく、メーザー銃は持ってましたけど。それでも、ゴジラ史上、最も強いヒーローであったことはまちがいないのではないかと思います。
ただ、尾崎と風間って、尾崎のほうが強いということになっているようなのですが、なんとなく、そうは見えないっぽい。アイドルとしては、マボもかなりマッチョなほうだと思うけど、やっぱり、本物のマッチョの前では……(笑)。
ケインは、日本語、上手になったと思うけど、こういうクールな人間兵器みたいな、マッチョの中のマッチョみたいな男を演じるのは、やっぱり、難しかったみたい。いっそ、英語でやってもらったほうがよかったのでは??? でも、そうすると、日本語版には吹き替えがつくんですよね? 本人が吹き替えしたら同じことだし、だったら、別の声優さんに声を当ててもらうのか? うーん。それも、なんだか……。
あと、欲を言えば、尾崎のキャラ立ちが、も少し、はっきりしていてもよかったかな、と思います。
怪獣も、スーツ、CG、ともによく動いてました。
特に、ラドンがニューヨークのビルの上で月をバックに吼えるとこと、キングシーサーが走るシーンが、なんか可憐な少女みたいだったのが印象深かったかも。アンギラスもスピード感たっぷりでしたよ。
キングギドラは「こう来たか!」ってカンジ。キングギドラを迎え撃つゴジラが放った放射能はすごかったですねー。大気圏の向こう側にいる相手に減衰もせず届く放射能って、どんなやねん? あんなもん吐かれたら、それだけで、地球滅亡しそうです……。
一番笑えたのは、なんといっても、オーストラリアでゴジラに一撃でやられちゃったジラ。ニューヨークに出たアレ(笑)っぽいです。このジラだけは、スーツを使わず、CGなところが、また爆笑。
しかし、X星人、「やっぱり、マグロ食ってるようなヤツはダメだな」って、なんでそんなこと知ってるんだ? ナゾです(まりんはこのシーンで思わず大笑いしたのに、ほかのお客さんは静かだったのも、ちょっとナゾ?)。
そのくせ、このX星人、ゴジラのことは知らないんだよなぁ???
それに、生きていくためには人間のミトコンドリアが必要なので、人間を家畜化するために、地球を征服したいんだそうだけど、では、今までは、X星人の皆さん、どうやって生きておいでだったのでしょうか? 自分の星で、地球人を飼ってたんでしょうかね? でもって、何かの理由で高騰するとか、絶滅するとかしちゃったので、地球に来たとか? わかんねー。
わかんねーと言えば、ミュータントの能力も、どういうものだったのか、わかんねー。
カイザーとかいうのになると、更にわかんねー。
個人的には、カイザーの設定は必要なかったかなぁ、と思わないでもないです。これのお陰で、ちょっとストーリーが平板になっちゃったような気が。
せっかく凝りに凝った映像でしたので、こういうところにも、もうちょっと凝っていただけたらうれしかったかも……。 
それにしても、X星人、なつかしいですねー。
X星人といえば、あの眼鏡(ゴーグル?)だけど、今回も健在(ガイガンの目元も、そういや、ちょっとX星人っぽい)。
そして、X星人といえば、やっぱり、水野久美!! 今回も、ちゃんと出演なさっています。それも、波川玲子って名前で! 水野久美さんだけでなく、宝田明さん、佐原健二さんなど、ゴジラに縁の深い方々もたくさん出ていらっしゃって、このあたりは、オールド・ファンにはうれしい限りといったところでしょうか。
お子さんたちだけでなくお父さんも楽しめること請け合いです。
お父さんには、姉・水野真紀、妹・菊川怜の音無姉妹もおすすめですよ。このふたりのシーン、なぜか、下からのあおりで撮られてることが多いです。脚線美にドキドキ(でも、こんな姉妹、いたら近所で美人姉妹として話題だろうなあ)。
まりん的には、レイ・セフォーとゲーリー・グッドリッジの南極基地コンビの会話がけっこう好きでした。

とまあ、なんだかとりとめもなく書いてみましたが、うん、面白かったですよ。
今回は、日本人だけじゃなく、中国人や、フランス人も逃げます。ワールドワイドな、セットと、モブも見所の一つでしょう。
純粋にゴジラを見たい人にとっては、ちょっと物足りないところもあるかもしれませんが、肩の力を抜いて娯楽アクションとしてたっぷり楽しめる一作だと思いました。
強い強いゴジラがどんどん怪獣を撃破していくのが、なかなか痛快です。
南極で目覚めたゴジラがガイガンを倒した時には、なんだか、涙が出そうになりました。
ゴジラは災害です。台風であり、地震であり、それ自体が地球そのものであるかのように、予測のつかない天災です。
日本人は、ゴジラをおそれ、一方で、敬う。
たとえば、八百万の神々に、そうするように。
富士山を背に雄たけびを上げるゴジラは、閉塞する日本社会で喘ぎ続ける日本人の叫びのようにも思えました。
そうして、最後に世界を救うのは少年の穢れのない瞳なのだと、強烈なメッセージを残して、ゴジラは50年の歴史を閉じます。
ミニラを伴い、海の彼方へ去っていくゴジラを見て、「また帰ってきてね」と思ったのは、まりんだけではないはず。
いや、きっと、ゴジラは帰ってくると思います。
その日を期待して待ってるからね♪
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by marine-umino | 2004-12-16 23:46



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